※こちらの記事は発行時(2022年1月)の文章のまま掲載を行っております。
給与明細の配付がWeb配信になれば、印刷や発送に関わるコストが削減できます。従業員にとっても、わざわざ給与明細を取りに行くために出社するなどの無駄がなくなります。
クラウド型情報配信ソリューション「i-Compass」の導入効果はそれだけにとどまらず、さまざまな人材管理に広げていけます。
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従業員に素早く情報を発信する多機能コミュニケーションツール
さまざまな企業で、従業員とコミュニケーションをとる手段として、気軽にメッセージがやりとりできるLINEなどのSNSツールを採用するケースが目立ってきました。とはいえ、そういったツールは単機能であるため、従業員に関わるさまざまな情報の管理や分析などに役立てることは難しいでしょう。
“人材管理などにも活用できる、多機能なコミュニケーションツールを導入したい”。そんなご要望にお応えするのが、「i-Compass」です。「i-Compass」は、情報をWeb上で配信するクラウド型のソリューションです。1999年に、大学が学生向けに携帯電話を使って情報を配信するシステムとして開発されました。その後、時代とともに変化しながら機能は成長し続け、今ではスマートフォンをはじめさまざまなデバイスに情報配信するコミュニケーションツールへ進化しています(図1)。
業務負荷の軽減や効率化からコスト削減までを実現
販売開始以来、「i-Compass」はすでに約67万IDを発行(2021年11月現在)し、さらなる増加が見込まれています。従業員自身が各種社内申請や報告を紙ではなくスマートフォンなどからデータで送信でき、人事・総務部門での登録や集計作業の軽減がはかれることが評価されているのです。リモートワークを常態化する企業が増えている中で、従業員にいっせいに情報を伝達できる利便性も好評を博しています。
ブラウザ画面で項目の選択やテキスト入力をするだけの簡単操作なので、レクチャーなしで誰でもすぐに使用でき、運用コストがかからない面も評価されています。
さまざまなニーズに応える豊富な製品シリーズを提供
「i-Compass」は、さまざまな業務のニーズに対応できる複数のシリーズ製品で構成されています。
例えば「i-Compass WEB給与明細」は、給与明細を各従業員にWebで配信してスマートフォンなどで閲覧できるソリューションで、「源泉徴収票」や「年末調整」「災害時安否確認」「eラーニング」などのオプション機能があります。また、気象庁の防災気象情報を活用することで、災害発生時には24時間いつでも自動的に従業員に安否確認メールを送ることができます。さらに確認された安否の回答を自動収集でき、緊急対応時の人事担当者の負担も抑えることができるのです。国内では最近さまざまな自然災害が発生していますが、緊急時に力強いツールとなります。
このほか大学向けの「i-Compass 出席管理」や 新卒採用向けの「i-Compass フレッシャーズ」、ECサイト(BtoB)の構築・運営を支援する「i-Compass EC-Navi」など、ラインナップは充実しています。
好きな色を選ぶだけで適性診断するツールを追加
DAIKO XTECHでは、これらの機能のほかにも、お客さまが抱える課題を解決するお手伝いをするために、「i-Compass」をさらに進化させています。
2021年に新たにラインナップに追加された「i-Compass カラタレ」。これはSaaS型の適性診断サービスである「カラタレ」と連携するソリューションです。カラタレは、色彩心理学とAIによって個々の人材における潜在的なパーソナリティの分析を行うことができ、好きな色を3分間で選ぶだけで、その人の適性や能力を診断します。
「採用した人がすぐに辞めてしまう」「誰をどこに配属すべきか検討が難しい」といった人事の課題を解決に導く力強い手段となるでしょう。色を選ぶだけなので、日本語が不自由な外国人労働者の適性診断にも対応できます。
さらに、管理者向けの独自の分析機能もあり、これを使用することで自社のHR( ヒューマン・リソース)に関する傾向を把握し、特定の人材像をモデル化することもできます。「i-Compass カラタレ」なら、人材マネジメントにおけるさまざまな課題の解決をサポートしてくれるでしょう。
従業員の入社に関わる雇用契約の手続きも合理化
さらに新たなソリューションとして、スマートフォンやパソコンから簡単に雇用契約や入社に関わる手続きができる「i-Compass WEB雇用契約」もラインナップに追加しました。
2019年に労働条件通知書の電子化が解禁され、企業が新規採用する際に結ぶ雇用契約の手続きがオンライン化できるようになりました。ただし、労働条件通知書の内容は採用予定者が直接確認し、企業側は契約前にその同意を得る必要があります。
「i-Compass WEB雇用契約」では、入社に関わるこれらすべての手続きを電子化できます。住所の入力、給与の振込口座の入力、電子契約への同意まで、入社時に必要な登録作業をオンラインで完結することができるのです。書類のやりとりや契約、手書きサインなども不要になり、雇用主と採用予定者ともに作業を効率化できます(図2)。
また、入社時に登録したデータは、そのままセキュアなサーバ上に保管されます。近年課題とされている従業員の個人情報データ管理におけるセキュリティ確保やコンプライアス強化もはかることができるでしょう。
HRのポータルとして人材マネジメントにも活用
「i-Compass」は単なるコミュニケーションツールとしてだけでなく、人材マネジメントに関わるさまざまな業務に繋げていく、HRのポータルとしての役割を持つツールにもなります(図3)。
これまでご紹介したように、ここに給与、勤怠、適性業務、雇用契約など、一人一人のあらゆる情報をシリーズ製品から集められることで、 HRのデータベースが構築され、基幹システムとの連携が可能になるのです。それらのデータをもとに、AIやディープラーニングなどを使って分析を進めれば、事業傾向に合わせた人材採用計画や新規事業のスタッフィングなどにも的確に対応できます。
DAIKO XTECHでは 、お客さまに「i-Compass」の導入効果を実感していただくために、まずは実際に導入してご利用いただくことをお勧めしています。「i-Compass」の新製品を追加する際の期間限定トライアルやお得なキャンペーンなども実施しています。ぜひ当社の営業担当者にご相談ください。
ご紹介の製品についてはこちらをご覧ください
本記事はD’sTALK Vol.51の掲載コンテンツです。
その他の掲載コンテンツは下記のページからご覧ください。
https://www.daiko-xtech.co.jp/daiko-plus/ds-talk/vol-51/
登録商標について
・「i-Compass」はDAIKO XTECHの登録商標です
・本文中に記載の製品名、会社名は各社の商標または登録商標です